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EV用絶縁保護パイプの主な想定用途

EVの電気駆動系は主に高圧バッテリ、インバータ、モーターで構成されており、それらは高圧ハーネスや高圧コネクタで接続されています。高圧ハーネスなどの外装材には絶縁(シールド)性が求められるだけでなく、軽量化対策、さらには使用される部位によって耐塩カル、耐薬品性など様々な性能が要求されます。

この記事ではEVに適した高圧ハーネス、高圧ケーブルを保護するための要求仕様を満たし、すでに大手自動車メーカー様での採用実績のあるニッセイエコが開発した

硬質樹脂パイプについてご紹介させて頂きます。

推奨用途1:床下ハーネスの保護

高圧バッテリとインバータ間を結ぶ高圧ハーネスは車両の床下に配置されるため、絶縁カバーとしての機能に加え、チッピング対策(飛び石などからの保護)や耐塩カルの機能を併せ持つ外装材が求められます。ニッセイエコではそれらの性能を満たし、軽量化も同時に図ることができる硬質樹脂パイプをご提案することができます。

推奨用途2:パワーケーブルの保護

一方、パワーケーブルはインバータとモータ間を結ぶ高圧ハーネスであり、絶縁(シールド)機能に加え、長期耐熱性や耐バッテリー液性が求められます。小型/軽量化したパワーケーブル、または高圧コネクタで直接接続するダイレクトコネクタが主に使用されていますが、ニッセイエコではそれらの要求を満たす端子カバーなどの樹脂成形品もご提案することができます。

また上記のような要求性能に加えて、曲げたくない部位での形状の保持や一定の強度が求められることもあり、そのような場合にも、金属よりも軽量化に貢献できる硬質樹脂パイプの採用が推奨されます。

ニッセイエコの硬質樹脂パイプを採用するメリット

車載用の硬質樹脂パイプはすでに高圧ケーブル保護材として、すでに大手自動車メーカー様向けでの量産実績があるため、工場監査など品質保証面のチェックもスムーズに行って頂くことができます。

また、ニッセイエコは、国内はもとより、インドネシア、フィリピン、ベトナム、中国に生産拠点を持ち、グローバル生産体制を構築しておりますので、貴社が求める拠点へ素早く、安定供給させて頂くことができます。

さらにニッセイエコではEV用オレンジコルゲートも生産しておりますので、硬質樹脂パイプと一緒に効率よく納品させて頂くことも可能です。また長期耐熱135℃などのコルゲートと同じ材料での生産も可能です。

硬質樹脂絶縁保護パイプの一例

以下はニッセイエコが提供できる硬質樹脂による絶縁保護パイプの一例となります。詳しい仕様などは個別にお問い合わせください。

EV用絶縁保護部品の開発製造はニッセイエコにご相談ください。

EV車の高圧ハーネス、高圧ケーブルを保護するための樹脂パイプ、樹脂チューブ、樹脂管をご検討であれば、ぜひニッセイエコにご相談ください。

また、当社では材料の開発から行なっているため、樹脂製品の様々な機能向上にも先進的に取り組ませて頂いております。既存品では仕様を満たす製品が見当たらない場合も、ぜひ当社にお声がけください。

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